日常

30歳の私

0から9へと積み重ねてきた1の位が、また0に戻りました。どうもこんばんは、ふぁいんです。冒頭の一文。これは、「30代という新たな時代に突入した私の今の気持ちをどう表せばいいんだ」と考えた結果ひねり出された言葉なのですが、それっぽいことを言っ
自作小説

異端審問

緋色ひいろの服をまとった枢機卿すうききょうが目の前に立ち、背後では、甲冑かっちゅうの兵士がこちらを睨にらみつけている。 枢機卿の手に握られた羊皮紙には、私の罪が書かれているはずだ。 こうなる可能性は予期できていた。だからこそ私は、できるだけ
南條愛乃

南條愛乃はどこまでも優しい -花奏歌 ~Kanade Uta~-

2022年の7月が終わりを迎えようという日、戻り梅雨と言われた悪天候も乗り越えた古都・京都の日差しは、これが夏だと言わんばかりに照りつけていた。全国で最も猛暑日が多いというこの土地は、この日もぐんぐんと気温が上がり、最高で36.5度を記録。
南條愛乃

南條愛乃ソロに帰ってきた ~第5回ごきんじょるの町内会2022~

早すぎた梅雨明け、真夏のような気温から一転、連日の不安定な天気に「戻り梅雨」とも言われだした2022年の7月中旬。しかしこの日――南條愛乃の誕生日を祝うこの日だけは、そんな雨の連鎖を断ち切るかのように、空には夏らしい青が広がっていた。そう、
南條愛乃

南條愛乃の誕生日会~38才になったかいちょーへ~

今年は誕生日も少し特別な気がしますね!おめでとう! なんじょーさん!!ということでこんばんは、ふぁいんです。2022年7月12日、今年も南條愛乃の誕生日がやってきました。冒頭で書いたとおり、今年は少し特別な気がしていて、なんといってもソロと
南條愛乃

久しぶりに”南條愛乃ガチャ”を引こう

ごきんじょ(南條愛乃FC「ごきんじょるの友の会」会員)のみなさま、こんばんは。ふぁいんです。この手の記事を書くのは非常に久しぶりなのですが、本日は、開催まで2週間を切った南條愛乃バースデーイベント「第5回 ごきんじょるの町内会2022 〜町
自作小説

ストレス発散法

――チリン『五分後に予定されたミーティングがあります。会議室のリンクはこちらです』 ――チリン『清水しみず 利香りかからメッセージです』<リーダー、V社案件ですが、アサインメンバーについてお話ししたいのでスケジュール仮押さえしました。定時後
自作小説

村の住人

「ここもだめ、か……」 降りしきる雨の中、傘を差す作業着の男は困ったように後頭部を掻いた。視線の先では、崩落したトンネルが道を塞いでいる。かすれたトンネル銘板の文字が、過ぎ去った年月を表しているようだった。「ヤマさん、見てくださいこれ。バツ
釘宮理恵

釘宮理恵生誕祭2022 ~『ゼロの使い魔』知ってるよね?~

もう何年叫んでいるのか分かりませんが、今年もまずは叫びましょう。くぎゅううううううううううううううっ!今年も釘宮理恵様のお誕生日をお祝いだ!どうもこんばんは、ふぁいんです。5月30日は、くぎゅ様こと、声優・釘宮理恵さんのお誕生日!ということ
自作小説

やさしいせかい

ひそひそ、ひそひそと。誰かの囁く声がする。 朧気な言葉たちは明確なかたちを示さないまま、それでも私に向かってきている気がした。 私は固く目を瞑り、頭を抱えるようにして耳を塞ぐと、その場にしゃがみ込んだ。 ひそひそ、ひそひそと。 聞こえ続ける
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