Scenario List

柚坂明都ゆざかあきと名義で執筆した作品集です。朗読、ボイスドラマ用のフリー台本として、商業・非商業問わずどなたでもご利用いただけます。
(著作権は放棄しておりませんので、自作発言、転載等はお控えください)

利用報告も不要となります。ただし、もしよろしければ、各シナリオページのコメント欄にて、URLと共にご一報いただけますと嬉しいです(ひとりの視聴者として楽しませていただきます!)

最新のシナリオはこちら

意味
古代ギリシャの都市国家ポリス。その生活の中心たる広場に、突如として美しい柱が現れた。好奇心を掻き立てられた人々は、たちまちその柱に熱狂する――
(2024年4月執筆テーマ「公園」/形式:小説)

※「形式」
  小説:地の文とセリフで構成。朗読向き。
  台本:対話形式で構成。ボイスドラマ向き。

  ただし、あくまで目安であり、表現形式を縛るものではありませんのでご自由にご利用ください。

○過去作品はこちら

冬の時代
深夜、布団の中で若者は震えている。働く意味も、希望も見出せず、来てしまう月曜日に絶望していた。若者にとっての春はいつ来るのだろうか――
(2024年3月執筆テーマ「冬眠」/形式:小説)

食わせ者
猟師は、人里に出没したクマを追いかけて雪山までやってきた。足跡を辿り、順調に追跡を続ける猟師に、なんとクマが人語で話しかけてくる。なんでも相談があるそうで――
(2024年3月執筆テーマ「冬眠」/形式:台本)

旧交
記念日を明日に控えた王国で、国王は友との出会いに想いを馳せる。国の礎を築くきっかけとなってくれた友は、自身と息子を見て、何を言うだろうか――
(2024年2月執筆テーマ「あたためる」/形式:小説)

天気予報
節分の豆まきを楽しみにしている息子の心配は、当日の天気だった。そんな息子の頭を、父親は優しくなでる。彼には、自身が発明した「天候を操る機械」があった――
(2024年1月執筆テーマ「天気」/形式:小説)

参拝
ふらっとやってきた参拝客は、社に向かって話しかける。すると、どこからともなく響く声が、怒ったように返答するのだった――
(2024年1月執筆テーマ「天気」/形式:台本)

サンタクロース・システム
夫は妻に語る。我が子がサンタクロースの真実に気付いたときのための言い訳を――
(2023年12月執筆テーマ「プレゼント」/形式:小説)

自己都合
ずぶ濡れの男を迎える正体不明の人物。彼の誘いに乗じて焚き火に当たっていると、パチパチはじけるその火の前で、おもむろに一人語りが始まるのだった――
(2023年11月執筆テーマ「焚き火」/形式:小説)

矛盾
衛兵は町人からの密告を受けて武器屋の調査に乗り出す。なんでもその武器屋には、「どんなものでも貫く矛」と「何ものにも貫けない盾」が売っているようで――
(2023年10月執筆/形式:台本)

面接
転職活動は異世界でも活発だ。本日面接室にやってきたのは、盗賊、騎士、魔王の3名だった。面接官に促され、自己アピールの時間が始まる――
(2023年10月執筆/形式:台本)

しゅーまつ
3人の男女は今日も屋上から世界を眺める。頬をなでる風は、かつて何だったのかも分からなくなってしまった砂粒を、遠くへ運んでいった――
(2023年10月執筆/形式:台本)

接続
昼に起き、動画を見るだけのいつもの休日。そんな彼女の日常を阻害したのは、インターネット接続の不調だった――
(2023年10月執筆テーマ「繋がらない」/形式:小説)

校外学習に向けて
小学校に届いた一枚の通知。裏山にて、林業組合による間伐作業が行われるという。好機とみた先生は、校外学習として作業の見学を打診するが――
(2023年9月執筆テーマ「あそこに●●がとまってますね」/形式:小説)

あの頃屋上に俺達はいた
学生時代に田舎を飛び出したトシは、久しぶりに田舎に帰ってきた。不良少年だった彼が、幾年ぶりに向かうのは――
(2023年8月執筆テーマ「花火」/形式:小説)

広告
晩酌しながら見ていた動画に表示された広告。何気なく眺めていたが、それがのちにセンセーショナルを巻き起こす――
(2023年7月執筆テーマ「ビール」/形式:小説)

命の水溜まり
彼との終わりを迎えた彼女は、その足で終着へと流れ着く。傷心の彼女を迎えたのは、どこまでも普通の町だった――
(2023年6月執筆テーマ「雨」/形式:小説)

ボスからの指令
すれ違いざまに手紙を受け取った男は、トイレの個室に滑り込み、内容を確認する。ボスからの密書に目を通した彼は、かねてよりの計画を実行に移した――
(2023年5月執筆テーマ「成功報酬」/形式:小説)

変な
転職先で出会った、変な先輩。規則正しい生活をして、健康に気を遣いながら孤独に生きるその姿に、疑問を抱かずにはいられなかった――
(2023年4月執筆テーマ「空腹」/形式:小説)

みせ
そのブロガーは、友人の話を聞いてとある店にやってきた。不思議な店に店主の姿はなく、雑多な商品と古ぼけたレジスターがあるだけだった――
(2023年3月執筆テーマ「正反対」/形式:小説)

SSDF
仕事の山場を乗り越え、色々と振り切れた男。彼はひとしきり躍った後、机上の容器を手に取ると、中の白いブツを流し込んだ――
(2023年2月執筆テーマ「スイーツ」/形式:小説)

天の声出し
あなたが異世界に転生したなら、冒険を彩ってくれるであろう存在――天の声。何気なく聴いてはいるけれど、もちろん中の人はいるようで――
(2023年1月執筆テーマ「140字小説」/形式:小説)

支える手
いつも彼女を後押ししてくれるこの手が、彼女の輝きを支えてきた――
(2022年12月執筆/形式:小説)

帰路をプレゼントとともに
夜明け前の真っ暗な道。未だ遠い家路を、男は幸せな気持ちでひた走る。思い浮かべるのは、久しぶりに会う家族の顔だった――
(2022年12月執筆テーマ「クリスマス」/形式:小説)

無知のオルタナティブ
宇宙航海時代の幕開けと謳われ、これからも人ルの発展が続くと思っていたある日。他愛のない日常のすぐ後で、眩しい光とともに、空から終わりがやってくる――
(2022年11月執筆テーマ「世界が終わる日に」/形式:小説)

姉ちゃんの処方箋
目覚めると、俺はベッドに拘束されていた。普通なら焦る状況だろうが、すぐに状況を理解した俺は、カメラの向こうで見ているであろう姉ちゃんを呼んだ――
(2022年10月執筆テーマ「秋」/形式:小説)

月と私
自然の中に建つ大きな屋敷。その最上の小さな部屋で、男は月明りを頼りにページをめくる。そこに彼女はやってきた――
(2022年9月執筆テーマ「月」/形式:小説)

異端審問
天文学者ガストーネ・ガレッティは二度目の異端審問にかけられる。彼の脳裏によぎるのは、かつての、友からの忠告だった――
(2022年8月執筆テーマ「回る」/形式:小説)

ストレス発散法
在宅勤務に追われる高山は、通勤時間が勤務時間へと変わった現状に疲れていた。今日も勤務を終え、抱えるストレスをどうにかするため、高山は棚から一包の白い粉を取り出す――
(2022年7月執筆テーマ「動物」/形式:小説)

村の住人
消滅可能性都市――かつてそう呼ばれていた地域が実際に消滅して久しい。調査員の男ふたりは、そんな消滅都市の調査である村を訪れる。朽ちていく村で男たちが見たものは――
(2022年6月執筆テーマ「紫陽花」/形式:小説)

やさしいせかい
夕暮れ時に目覚め、もそもそと活動を開始する。技術の進んだ現代は、家から出ることなく全てを可能にする。生きる世界は画面の向こうにあった――
(2022年5月執筆テーマ「アレルギー」/形式:小説)

パパを嫌いでいて
娘に届いた手紙。そこには、娘の誕生日を祝うメッセージとともに、父の想いが綴られている。彼は願う。パパを嫌いでいてほしい、と――
(2022年4月執筆テーマ「地図」/形式:小説)

さすが
男は野心をギラつかせ、会議室で未来を語る。熱に当てられた首脳陣は拍手喝采で応えるが――
(2022年3月執筆テーマ「缶詰」/形式:小説)

キセキ不動産
山道を軽トラックが走る。その先にあるのは古くも立派な家屋で、不動産鑑定士・ノダの査定が始まる――
(2022年2月執筆テーマ「鬼」/形式:小説)

便利なキッチン
科学技術の発展は、ソファに居ながら全てを自動でやってくれる家をもたらした。その便利さに男が抱いた思いとは――
(2022年1月執筆テーマ「電子レンジ」/形式:小説)

変わらないもの
どこまでも透明な声が、俺の心に暖かい雪を降らせる。彼女は歌う。10年分の思いをのせて――
(2021年12月執筆テーマ「雪」/形式:小説)

異世界転移の方法
白衣の男は、にこやかな笑みを浮かべながら案内する。異世界へと続く扉へと――
(2021年11月執筆テーマ「異世界転生」/形式:小説)

国民の意思
自律ドローンがピザを運び、巨大な8Kディスプレイをスマートグラスで操作する。そんな2050年の日本の姿とは――
(2021年10月執筆テーマ「もしHEAR公式シナリオ募集第2弾があったら」/形式:小説)

スモールトラベル
土曜日なのに早起きできた。こんな日は、きっと何かいいことがあるに違いない――
(2021年9月執筆テーマ「大人の遊び」/形式:小説)

回顧
決戦前夜、男は仲間に語り出す。自らの生まれと、この旅の目的を――
(2021年8月執筆テーマ「キャンプ」/形式:小説)

定期善行診断
善悪が「善行値」として数値化した世界。彼の行動は、果たして善か、それとも悪か――
(2021年7月執筆テーマ「悪」/形式:小説)

ローマ帝国兵の悩み
現代によみがえったローマの兵士は、自分のあるべき姿を探して、今日も剣を振る。ローマ帝国兵ふたたび――
(2021年6月執筆テーマ「てるてる坊主」/形式:小説)

子、想う、そして月を見上げる
車窓を流れる都会の光に感動したのも今は昔。いつしか当たり前になってしまった日常の中で、かかってきたのは一本の電話だった――
(2021年5月執筆テーマ「こどもの日」/形式:小説)

恋文
誰にだって甘くて苦い思い出がある。少女の想いをちょうちょの便箋にのせて――
(2021年4月執筆テーマ「ちょうちょ」/形式:小説)

卒業
迎えた節目の日。誰もいなくなった校舎を巡る少年が最後にたどり着いた場所は――
(2021年3月執筆テーマ「卒業」/形式:小説)

ローマ帝国兵の嘆き
転生した偉大なるローマ帝国の兵士が、現代のあのイベントを正すために動き出す。すべては、恩のあるあの方のために――
(2021年2月執筆テーマ「バレンタイン」/形式:小説)

タイトルとURLをコピーしました