尾崎豊は、2011年に『風の少年~尾崎豊 永遠の伝説~』というスペシャルドラマを見たことをきっかけにして興味を持ち、曲を聴いて好きになりました。
浜田省吾は、昔から父が好きなのでよく曲を耳にしていましたが、本格的に良いなと思ったのは去年の9月。広島旅行を決めた際、父親から、当時自分が広島に行った際に聴いていたらしい『誰がために鐘は鳴る』というアルバムを譲り受けたことがきっかけでした(浜田省吾さんは広島出身です)。
以来、この間まで僕はこの2人を「好きなアーティスト」として挙げていたのですが――
実はこのたび、好きなアーティストがもうひとり増えました。
2014年10月にデビューしたばかりのシンガーソングライター「ななみ」です。
今回は彼女について書きたいと思います。
「ななみ」とは
ではまず簡単にプロフィールを書いておきましょう。
と言っても、僕自身彼女に興味を持ったのは1週間前ですので、実は大したことは知りません(笑)
というわけで、2つの基本的情報だけお伝えしておきましょう。
ひとつ。
1993年8月13日生まれの21歳女性である。
ふたつ。
ヤマハグループが主催する「The 6th Music Revolution」にてグランプリを獲得しデビュー。
これだけです。
正直僕は、これくらいしか知りません。そして、紹介しておいてこういうことを言うのもどうかと思いますが、この情報はどちらかというとどうでもいいと思っています。
重要なのは、「どういう歌を歌っているのか」です。僕が彼女に興味を持ったのは歌を聴いて良いと思ったからですので、皆様にもまずは聴いていただこうと思います。
ふぁいんさんが選ぶ「ななみ」の好きな歌BEST3
僕は先日の7月13日に、Amazonで衝動的に「ななみ」のアルバムを買ってしまいました。
その名も『ななみ』。直球なアルバムタイトルです。サブタイトルは「あなたが、生きますように。」でテーマは「愛」だそうです。
今回はこのアルバムの中から、ふぁいんさんが聴いて特に良いなと思った上位3曲を皆様にご紹介します。
では、3位から順にまいりましょう。
第3位
「愛してる」
"優しくて温かい この穏やかな気持ちを『愛』と呼ぶのでしょう"
切なさ漂うしっとりとした1曲ですね。失恋の悲しみから「愛」を感じ、「愛」考え、そして「愛」を知る。そんな1曲だと僕は感じました。
僕自身、「愛とは何か」ということを眠れない夜なんかに考えることがありますので、そのひとつの答えを歌ったこの曲に惹かれた次第です。
YouTubeのほうで、公式アカウントではないようですがこの曲を路上で歌った様子を記録したものがアップロードされていましたので、公に「聴いてください」と言って良いものかは分かりませんが、「検索すれば聴けるようです」とだけ言っておきますね。
第2位
「I live for love」
"だけどこんな役立たずを好きと言う君がいてくれるから
それだけで それだけで 歩いていくよ"
こちらは公式アカウントにて動画がありましたので貼り付けておきます。聴いていただくと分かりますが、ななみさんの高音が美しい1曲ですね。
1人で生きることに疲れ、絶望しつつあった「僕」が「君」の存在に助けられ、その存在を生きる糧に進んでいくというような歌詞ですが、人間が1人で生きていくことの大変さと「1人じゃない」幸せの両方が感じられる気がして好きです。
ななみさんの声もあいまって非常に良い1曲だと思っています。
第1位
「去れ負け犬よ」
"この錆びついた世の中で不器用なりに生きろ…
生きよう"
この曲は上記2曲とは異なり、ななみさんの力強い歌声の良さが出ている1曲だと思います。「めんどくさい」という弱さに対して「去れ」と言い聞かせ、自分を奮い立たせる歌詞とその歌声が合わさり、やる気をもらえる曲になっていますね。
誰しも日々、「めんどくさい」と思うことはあると思います。逃げることもあると思います。この曲は、そんな自分の弱さを認めたうえで、そんな自分と戦おうとする意志が感じられますね。
実は最初にアルバムを聞いた瞬間から「好きだな」と直感的に思った曲でして、ゆえに迷わず1位とさせていただきました。公式アカウントには動画がなかったので貼り付けることができず残念ですが、例によって「検索すれば聴けるようです」とだけ言っておきますね。
僕が好きになるアーティストの共通項
結局公式には1曲しか皆様にはお聴きいただけませんでしたが、どうでしたでしょうか。
感じ方はそれぞれかと思いますので、あまりピンと来なかった人もいると思いますし、僕と同じように好きだと思った方もいると思いますが、好きだと思った方は、歌詞や声に魅力を感じませんでしたでしょうか。
僕はななみさんの歌詞と歌声が好きです。僕は歌を聴くときに「歌詞に込められた想い」が自分と合うかどうかを基準に聴くのですが、ななみさんの声で歌われた歌詞、つまり「言葉」は、すっと僕の中に入ってきてはまったんですよね。だから好きになりました。
これは尾崎豊と浜田省吾も同じです。彼らの言葉が彼らの歌声を通して僕に抵抗なく染みこんだからこそ、僕は彼らに惹かれました。結局、そういうことなんです。僕が歌に求めているのは、メロディー的な「音楽」ではなく、言葉、想いを表現する手段としての「音楽」なんです。今回、「ななみ」と出会ってそれを改めて感じました。
あ、いやもちろん、アーティストは全てがそれぞれの想いを込めて作品を創っていると思うので、他のアーティストさんの歌は想いがこもっていないと言っているわけではありませんよ?そういうわけではなくて、つまり、尾崎豊、浜田省吾、そしてななみと他のアーティストとの違いは「僕に響いたか」であるわけで、要は僕が求めているのは、「僕に響く言葉」であり「僕に響く音楽」です。
……なんか、説明がぐちゃぐちゃになってしまいましたね。すみません。
とりあえず今回は、「ななみ」のご紹介でした。
オフィシャルサイトのリンクは下と、ブログのサイド部分に貼っておきます。気になった方はチェックしてみてください。
それでは。
「nanami ~ななみ~ Official Web Site」
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