心の満足は物語で

どうもこんばんは。昨晩は早々に寝てしまったふぁいんです。
毎日書くと宣言してわずか3日目でその誓いを破ることになるとは思っていませんでしたが、しかし昨日は、ある仕事上の事情により1日中気を張りっぱなしでしたので、相当疲れておりました。ですので自分でも、仕方なかったかなと思います。本当に、すごい眠かったですし。
時に休むべきときもある。言い訳に聞こえるかもしれませんが、そういう状況判断も大事だと僕は思っています。
皆さんも、それぞれ頑張るのは素晴らしいことですが、無理はしすぎないでくださいね。
さて、今日のお話です。
 

とはいえただ休むのは悔しさと虚しさがある

実は僕、今日はお休みでした。そもそも昨日が大変なことはあらかじめ分かっていたので、上司の優しい配慮です。
というわけで今日僕は、1日家にいたわけなのですが……。
今この1日の終わりに振り返ると、休むにしても休みすぎたなと思います。
端的に言うと、寝すぎました。
起きた時間こそ休日にしては早めの9時でしたが、だらだらしてはいつの間にか寝落ちして、起きてご飯食べてだらだらして、またいつの間にか寝ている。そんな日だったのです。
寝すぎて眠いというやつですかね。本当に今日はずっと眠気をまとっておりまして、それに従うまま寝ていましたら、気づけば1日が終わっていました。いやー、なんというか、一種の絶望感がありましたね。
「え、もうこんな時間か……」
ってやつです。お分かりになるでしょうか。
何もせず、貴重な休日を失う。まあ「休み」ですから、何もしないのはある意味正しいのかもしれませんが、やっぱりどこかもったいないような気がして、虚しかったですね。色々好きなことができるはずの休日を「仕事の日の疲れ」に侵されてしまうのはどこか悔しくもありました。
 

そんな1日に充実感をくれたのは物語だった

そんなわけで、このままじゃ今日を終われないと思った僕は、19時近くになりようやく眠気が振り払えたので、漫画を1冊読みました。
『ニセコイ』18巻。今月出たやつで、買っておいたやつです。せめてこれを消化しておこうと思いました。
ごく普通のコミックスなので30分かからずに読み終わったわけなのですが――
するとどうでしょう。たったそれだけで不思議と、満足感みたいなのが感じられたんですよね。
たった数十分。されど数十分。物語に触れることで、僕は幸せになっていました。
僕は、これは物語の持つ力だと思います。
 

物語の力

僕が動画を見すぎているというのは、以前書いたとおりです。YouTubeで、無駄と言ってもいいくらい動画を見ています。
商品紹介動画も見ます。ゲーム実況も見ます。それらはもちろん面白くて、だからこそ見てしまうのですが、長時間見続けてしまうとその後に虚しさが残るのです。つまるところ、「こんなことよりもすべきことがあったはずだ」という思いが動画から得た面白さの分を上回ってしまうんですね。
動画制作者さんが作ったものを「こんなこと」と言ってしまうのは失礼なのですが、僕の価値観上ではそうなってしまうのです。
ただ、実はこれには例外がありました。
同じ「動画」でも、たとえば、YouTubeから離れて、録画したアニメや映画、ドラマを見る場合は長時間見ていても虚しさは襲ってこないのです。あるいはYouTubeでも、ストーリー性の強いゲームの実況動画だった場合は同様に、視聴後に満足感が残ります。
これはなぜなのか。この差はなんなのか。
その要因こそが、「物語」です。
虚しさを感じるのは、上記しましたが、すなわち「無駄なことをした」と思うからです。これよりも他に、僕に必要なことがあったはずだと思うからです。つまり、そう思わなければ虚しさは生じません。
「物語」は僕にとって、上位に存在する娯楽であり興味の対象です。ゆえにそれを受け取ることは、他の情報と比べて重要で優先しても良いものなのです。だからこそ、無駄とは思いません。物語は僕に必要なものだからです。
また、物語はその多くが「人間」を中心に描かれています。そのため、そこには心の動きがあり、それを読むことで読者である僕の心も反応して動きます。動くと、そこに「僕の思い」が生じますよね。それは、ひとつの「生産」だと僕は思います。物語に触れることは単なる情報の消費ではなく、同時に生産性もそなえた行為なのです。ゆえに、無駄ではありません。
商品紹介動画が無駄なものだと言っているわけではありませんが、そういう意味で、少なくとも僕にとっては、物語をさしおいて多量に摂取する必要があるほど、重要なものとは言えないのです。
 

幸福な世界において、その幸せを享受しない手はない

今回お話した「物語の力」というのは、実は前回、前々回の記事で触れた「書きたいこと」でした。今日たまたま、改めて強くそう思う体験をしたので、それをもとに書かせていただきました。
念のためもう一度書いておきますが、物語性のないものは必要ない、無駄だというような、そういう話ではないことを忘れないでくださいね。
色々言っておきながら、やっぱり商品紹介動画も好きで見てしまう僕としては、万一妙な誤解を受けると嫌なので念押ししておきます。
ただ本当に、むやみやたらに目的もなく動画を見るくらいなら、もっと小説や漫画や映画、またはドラマやゲームに触れていきたいなと思いますね。
幸いなことに近年は、月額料金を払うだけで映画を観放題なサービスがあったり、自宅ですぐに本をダウンロードして読めたりする時代ですから、そういうものにお金を使って、時間を使って、充実した文化的な生活を送りたいなと思います。
次回、かどうかは分かりませんが、そういうサービスのお話も少し書いてみるとしましょう。本日はとりあえず、この辺で。
おやすみなさい。
……昼間寝すぎたので、眠れる気がしませんけどね(笑)

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