僕を必要としない人間は大勢いるだろう。
僕に興味のない人間は大勢いるだろう。
それは、僕にとって必要のない人間や
僕の興味をひかない人間が大勢いるのと
きっと同じことだと思う。
人はきっと、そういうふうにできているのだと思う。
僕が誰かを必要としても
誰かも僕を必要とするかはわからないし
僕が誰かに興味をひかれても
誰かも僕に興味を持ってくれるとは限らない。
それは悲しいことだけど
僕もまた、そうなのだ。
僕もまた、僕に関わらないところで
僕の興味の外で
誰かを悲しませていることがあるのだ。
それに僕は気付かない。
ずっと気付かない。
僕のこの悲しみと同じものを抱く
君にずっと気付かない。
僕の悲しみに気付くことのない
君と同じように。
―――――
昨晩突然思いついたことを言葉にしたらこうなりました。詩のつもりですが、思い付きでもあるので「発想」カテゴリに入れておきます。
今日あらためて見返してみても、あながち間違ったことを言っているとは思わないのですが、ひとつだけ。
必要性や興味なんてものの外にも、人との関わりはあるんじゃないかということを昨日の自分に提言しておきたいと思います。
昨日の時点ではこの詩にはタイトルをつけていなかったのですが、そういう意味もついでに込めて、こういう題にしました。
これをどう感じるか。あるいは、何も感じずに流れていくだけか。
それはあなた次第です。
ふぁいん

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