あけましておめでとうございます!
ACTシナリオ部所属 シナリオクリエイターの柚坂明都ことふぁいんです。
2024年が終わりまして、2025年を迎えました。2020年代に突入したときも思ったんですが、「2025年」という響きの未来感がものすごいですね。
ステレオタイプではありますが、真空のパイプが縦横無尽に張り巡らされ、その中を流線型の車が走っているような、そんな未来を思わせる響きです。……まあ、実際には未だガソリン車が地上の道路を走っているんですけども。
自動運転の普及がすぐそこまで迫っている気がするので、それだけが救いかもしれませんね。
少子高齢化が進む日本では、今後ますます「高齢者の運転リスク」は高まるでしょうから、自動運転のライドシェアが一気に広がってくれるといいなと思います。タクシー会社の利権が、とか言ってる場合じゃないだろと思うのですが、果たしてその壁を越えられるのか。
……新年からいきなり話が逸れました。毎年恒例の振り返り&目標設定、今年もやっていきましょう。
2024年は順調に創作しました
では、いつもの流れに沿って、まずは昨年設定した目標の達成度から見てみましょう。
昨年は、「書く」に集中したいということをテーマに掲げ、あえて目標を2つに絞っておりました。
目標1:HEARシナリオ部作品年間18本制作⇒達成
まずはHEARシナリオ部(現ACTシナリオ部)に関するこちらの目標。
各部員が月に1本以上の投稿を目指すというのがシナリオ部の目標なわけですが、2024年はそれに加え、隔月で追加1本書くというのを個人目標としていました。つまり、月1本(12本)+隔月1本(6本)で18本制作ということですね。
こちらは無事に達成となりました。途中、わりと苦戦して何とかひねり出した月もありましたが、とはいえ18本は18本。この後の年表でも出てきますが、1月の『参拝』から始まり、12月の『ボウネンカイ』までで計18本となっております。
我ながら、よくやったんじゃないかと思いますね。
目標2:HEARシナリオ部外で1本制作する⇒達成
続いては、シナリオ部を飛び出しての目標。
シナリオ部とは関係なく作品をつくろう、がポイントだったわけですが、こちらは計3本書かせていただきました。
まずは、Vliver事務所「ALucana」所属、「弥蛇山みさき」様関連で2本です。
1本目は、誕生日記念ボイスドラマ作品『浮雲隠れ』。こちらは脚本を担当させていただきました。
そして2本目は、「ALucana」所属の配信者様5名によるボイスドラマ『居場所』。こちらは脚本ならびに動画制作も担当させていただいております。
脚本はともかく動画の制作は素人ですので(いや脚本もアマチュアですけど)苦労した部分もありますが、良い経験をさせていただきました。
脚本に関しても、メンバが演技初心者という話を事前に伺っておりましたので、それも踏まえた台詞割りになるようになど、普段とは違う意識で執筆しました。今後の糧になったのではと思います。
そして3本目は、stand.fmをメインに活動していらっしゃるミント/mint*様関連で1作品。
「ミントさんのstand.fm活動2周年をお祝いする作品をつくりたい!」ということで、私のクリエイター仲間である百舌鳥さんからご依頼いただきまして、『Cena Angelica -セナ・アンジェリカ-』という脚本を書かせていただきました。
意味はラテン語で「天使の晩餐」。なぜ天使なのか、晩餐が何を指すのかはぜひお聴きいただければと思いますが、ご依頼内容として「『ボスからの指令』っぽい感じがいい」とのことでしたので、念頭に置いて書き下ろさせていただきました。
「お祝い作品なので仲間内ならではのネタやアドリブはむしろ推奨です!自由に改変してください!」とお伝えした結果、私が書いた以上に、随所で「ふふっ」となる場面が散りばめられていて、私も1リスナーとして楽しませていただくことができました。
ミント様にも無事、喜んでいただけたようですので、微力ながらご協力できて私も嬉しかったです。
(私信:お礼のDMありがとうございました!)
2024年表
では続きまして、2024年の年表を見てみましょう。何だか最近年表を作ってばっかりですね笑
月 | 出来事(ブログ記事閲覧数) |
1月 | ・シナリオ部1月度シナリオ投稿 『参拝』(36閲覧) 『天気予報』(22閲覧) ・電子レンジ買い換え |
2月 | ・シナリオ部2月度シナリオ投稿 『旧交』(15閲覧) ・分散型SNS「Bluesky」招待制廃止 |
3月 | ・シナリオ部3月度シナリオ投稿 『冬の時代』(40閲覧) 『食わせ者』(44閲覧) ・企画「HEAR声優オーディションごっこ」結果発表 ・朗読劇『魔法少女育成計画 double shadow』観覧 ・TRPG「ロールシャッハシンドローム」参加 ・ALucana様ボイスドラマ公開 『浮雲隠れ』 『居場所』 |
4月 | ・シナリオ部4月度シナリオ投稿 『意味』(41閲覧) ・ラジオ配信プラットフォーム拡大 |
5月 | ・シナリオ部5月度シナリオ投稿 『研究記録第六二二六七二』(36閲覧) 『その魂に幸あらんことを』(39閲覧) ・徳島旅行 ・アプリ「学園アイドルマスター」開始 ・TRPG「ロッカー」参加 |
6月 | ・シナリオ部6月度シナリオ投稿 『お誘い』(96閲覧) ・ニコニコ動画サービス停止 ・父、還暦 ・箱根旅行 ・炊飯器買い換え |
7月 | ・シナリオ部7月度シナリオ投稿 『希望』(21閲覧) 『カメリア・シネンシス・シンドローム』(22閲覧) ・ふぁいんさんHEAR4周年 ・『南條愛乃 Live Tour 2024 〜LIVE of The Fantasic Garden〜 supported by animelo』 |
8月 | ・シナリオ部8月度シナリオ投稿 『夜空のステラマジカ』(28閲覧) ・TRPG「怪談白物語」参加 ・ふぁいんさん32歳誕生日 |
9月 | ・シナリオ部9月度シナリオ投稿 『はじまりのギター』(134閲覧) 『りゅうぐうの管理人』(23閲覧) ・人生初マダミス『勇者が死ぬまでは。』参加 ・TRPG『新約・コトリバコ』参加 |
10月 | ・シナリオ部10月度シナリオ投稿 『ヴィレンダ』(33閲覧) ・『第7回 ごきんじょるの町内会2024 〜町をあげてのハロウィン集会~』 ・マダミス『狂気山脈 陰謀の分水嶺』参加 ・衆議院議員選挙で自民党敗北&国民民主党躍進 |
11月 | ・シナリオ部11月度シナリオ投稿 『ガラスの靴の持ち主』(18閲覧) 『一歩』(26閲覧) ・リアル脱出ゲーム 『捜査隊のラストチャンス』 『野村病院』 『ある刑務所からの脱出』 『止まらない豪華列車からの脱出』 |
12月 | ・シナリオ部12月度シナリオ投稿 『ボウネンカイ』(11閲覧) ・マダミス『狂気山脈 星ふる天辺』参加 ・HEAR忘年会 ・リアル脱出ゲーム『秘密のアトリエ』 ・シナリオ部4周年&「HEARシナリオ部」から「ACTシナリオ部」に改名 ・【特別ラジオ番組】HEAR; MUSIC JAM 参加 ・ミント/mint*様ボイスドラマ公開『Cena Angelica -セナ・アンジェリカ-』 ・「音声投稿サイトHEAR;」サービス終了 |
一部、印象的だったニュースも混ぜ込みましたが、今年も色々ありますね。とはいえ何だか似通ったものが多い気もします。ひとまずざっくり見ていきましょう。
2024年1月~3月
今年の序盤は、3月に色々盛りだくさんでしたね。
まずはHEARで開催した最後の大型企画となりました『HEAR声優オーディションごっこ』。こちらは、とあるゲームアプリのキャストオーディションという設定のもと、たけのこさん、一猫さん、そして私の3人で計8名のキャラクターの設定と台詞を作り上げ、オーディションを行うという企画でした。
「ごっこ」の名の通り、本当にゲームが開発されるわけではないのですが、数多くの方にご参加いただき、非常に盛り上がった企画となりました。個人的にも、自分で考えたキャラに魅力的な声が多数ついたので、とても満足度の高かった企画です笑
今思えばですけれど、HEARの調子が悪くなるギリギリのタイミングでの企画だった気がします。やれて良かったですね。
あとは、朗読劇『魔法少女育成計画 double shadow』を観覧したのは個人的に印象深いですね。南條愛乃が主演だったからというのが観覧の理由ではあったのですが、やはりシナリオを書く身として、プロがつくる朗読劇の脚本が気になったというのも大きな理由のひとつでした。
そのため、販売していた複製台本を意気揚々と購入。中身を読んだのですが、結論としては生意気にも「これなら私にも書ける」でした。以降、シナリオ部作品として台本形式のものを書く際に自信のようなものがつきましたので、見に行って良かったなと思います。
2024年4月~6月
続いての3ヶ月では、徳島、箱根と立て続けに旅行しているのが思い出深いですね。どちらも美術館が目的ということで、良い作品を目にすることができましたし、美味しいものを食べ、温泉にも入れましたので、心身ともに充実した旅行だったなと思います。
それから、ラジオの配信プラットフォームをYouTube、Spotify、Amazon musicに広げたのも4月でした。いや、厳密にはプレ配信を3月最終週にしているので3月なのですが、気持ち的には年度の始まりに合わせて拡大したつもりなので、今回の年表では4月に配置しておきます。結果論ですが12月でHEARが終了しましたので、拡大しておいて良かったですね。
あとは、今年の覇権コンテンツとなりました『学園アイドルマスター』を始めたのもこの5月です。事前登録していたのをすっかり忘れており、リリース日前日あたりに通知が来たことで思い出した、くらいの熱量しかなかったのですが、始まってみたらとんでもないアプリでした。ゲーム性もさることながら、魅力的なキャラクターとストーリーがあまりにも秀逸。時間もお金も現在進行形で使っているアプリだと思います。
2024年7月~9月
下半期に入りまして、いつも通り南條愛乃の誕生日やライブ、そして私のHEAR4周年を迎えた7月を超えると、このあたりから徐々に「謎解き」色が強くなっていきます。
その皮切りはマーダーミステリー『勇者が死ぬまでは。』でした。これは配信ではなく裏で遊んだのですが、人生で初めてのマーダーミステリーに見事振り回されました笑
また、マダミスではないですがTRPGでも遊んでいますね。TRPGは2023年にやった『カタシロ』が最初だったわけですが、そこからの流れで誘っていただき、楽しくプレイさせていただきました。こういうテーブルゲームを仲間とやるようになったのも2024年の特色ですね。
2024年10月~12月
そして最後のブロック。ここで登場するのが「リアル脱出ゲーム」ですね。
現実世界で部屋に閉じ込められ、様々な謎を解きながら脱出を目指すという体験型アトラクションですが、こちらに誘っていただき、毎週のように(というか実際一時期は毎週)謎を解いていました。
家から出ないでおなじみのふぁいんさんが毎週家を出るなんて!と驚かれるかと思いますが、私も驚いています笑
また、「HEAR忘年会」と称する飲み会にも参加させていただきました。HEARが終了する前に、HEARの名の下に集まれたのは良かったのかなと思います。その割に、他で盛り上がってしまいHEARの話はほとんどしなかったのですが、楽しかったので良し笑
さらにクリスマスには、主婦野内子さん主催の企画「【特別ラジオ番組】HEAR; MUSIC JAM」にも参加させていただきました。音楽は権利回りが厄介なだけに、こういった企画は大変だったかと思いますが、非常に豪華な番組に仕上がっていましたね。HEAR外で歌ってみたをやるつもりは全くなかったのですが、結果的にstand.fmでの公開となりましたので、ある意味貴重な音声かもしれません笑(おじさんの歌ってみたに需要はないと思いますが)
そして、何より忘れてはいけないのは、つい先日Xにて発表させていただいた「ACTシナリオ部」への改名でしょう。
「HEARシナリオ部を刷新する」というのは、振り返ると実は2022年から構想自体はありまして、今年の後半に具体化し、結構長いこと準備をしておりました。ようやく発表できると思っていた矢先、先んじてHEAR自体のサービス終了がお知らせされたのは予想外でしたが、狙ったかのような神タイミングでしたね。ただ、HEARがなくなったことで地盤も実績も失ったとも言えますので、今年からACTシナリオ部としてまた頑張っていこうと思います。
てなわけで、来年の目標に移りましょう。
執筆と広報……悩み抜いた2025年のバランス
正直なところ、今年の目標は結構悩みました。
まずはACTシナリオ部。
本日、広報アカウントからお知らせが出ましたとおり、1月4日から新サイトが公開されますので、それに伴い、割かれる時間は多くなっていくでしょう。
現状、知名度はゼロになったようなものですので、当面はサイト運営に力を注ぎ、多くの方にACTシナリオ部の存在を知っていただけるように動いていく必要があります。色々とコンテンツ展開も考えていかないといけませんしね。
一方で、TRPG、マダミスに参加する流れは2025年も継続すると思っています。遊んでんじゃねぇ!と思われるかもしれませんが、配信に参加することで、私、ひいてはACTシナリオ部の名前を広めることにもなりますので、この流れは切りたくないものです。というのは建前で、単純にみんなと遊びたい。
そんな2025年、どれくらいの比重を執筆活動に置くのか。ここが非常に悩ましいところでした。
仮にもシナリオクリエイターを名乗っておりますので「書かない」は論外です。そもそもACTシナリオ部の主軸はあくまで「シナリオ」ですので、広報を頑張るあまりメインコンテンツを失っては本末転倒になってしまいます。しかしながら、高すぎる目標は机上の空論となり、意味を成さないでしょう。
では、妥協点はどこなのか。
考えた結果がこちらです。
目標1:年間作品数15本
まずは執筆活動について。
今年は、何とは言わずに作品を15本制作することを目標としたいと思います。
すなわち、
「シナリオ部作品12本(月1本ペース)+外部作品3本」
でも良いですし、最悪どこからもお声がかからなかったとしても、
「シナリオ部作品15本(たまに月2本書く)」
という達成の仕方もあるわけです。
2024年の作品数が21本だったことを考えると、それよりも数が減ってしまうことにはなりますが、公式サイトやSNS運営などに時間を割くことを踏まえると、妥当な線ではないかと判断します。
目標2:シナリオ利用報告10件
続いてはシナリオ部関連。いや、執筆活動もシナリオ部関連と言えばシナリオ部関連ですが、私個人というよりは全体のお話。
こちらは「作品利用報告件数年間10件」を目標にしたいと思います。
……10件では目標が低いと思いますか?まあ、まずは話を聞いてください。
実は、サイトリニューアルに伴って新しく規定した「シナリオ利用規約」では、「利用報告は不要」というルールになっています。
そのため、ACTシナリオ部のシナリオをご利用いただく場合、基本的に利用者の皆様は、何の断りもなく我々のシナリオを使うことができます。で、あるならば、基本的に利用報告は来ないですよね?よほど律儀な方がいれば別ですが、そうでなければ、どれだけ待っても利用報告は0件になります。
「じゃあ達成不可能な目標じゃないか!」って?
だからこそ私は「10件」という、一見すると低い数値を目標としたのです。
実は、今回の利用規約にはさらに先がありまして、「利用報告不要」と明記する一方、「もしよろしければ」という前提のもと、「作っていただいた作品のURLと一緒に、コメント欄に利用報告ください!」というアピールもさせていただいています。
つまり、「利用報告不要」ですが「任意での利用報告は推奨」しているのです。……わけが分かりませんね。
なぜこんなまだるっこしいことをしているかと言うと、理由は3つあります。
- 「利用報告必須」はやっぱりだるい
- 私自身、世の中に存在するフリー画像やフリー音楽などなど、無料で使えるコンテンツを日々使わせていただいているからこそ、「利用報告必須」のめんどくささは身に染みています。
一言報告するだけじゃん、と思われるかもしれませんが、その一手間が非常に大きい。なぜなら世の中には「報告不要」にしているサイトが山ほどあるからです。
「必須」のサイトと「不要」のサイトが並んでいるとしたら、よほどクオリティに差がない限り「不要」のほうを選ぶのが人間の心理。そこで機会損失するのは、我々の望むところではありませんでした。ゆえに、原則は絶対に「利用報告不要」であるべきだと考えました。
- 私自身、世の中に存在するフリー画像やフリー音楽などなど、無料で使えるコンテンツを日々使わせていただいているからこそ、「利用報告必須」のめんどくささは身に染みています。
- でもできれば音声化作品を我々も聴きたい
- 上記の通り「利用報告不要」の恩恵は絶大なのですが、デメリットがあるとすれば「どこで使われているかを把握できない」ことです。把握できなければ当然聴くこともできません。
エゴサするという手もありますが、少数で運営する都合上、拾いきれない場合も多々出てくることでしょう。そこで、折衷案として「もしよろしければ報告ください」という形にしました。
- 上記の通り「利用報告不要」の恩恵は絶大なのですが、デメリットがあるとすれば「どこで使われているかを把握できない」ことです。把握できなければ当然聴くこともできません。
- 擬似的な「音声化作品一覧」が作れる
- 旧HEARシナリオ部公式サイトでは、「朗読作品」という形で音声化作品を一覧掲載していました(以下画像参照)。
これは手動で掲載をおこなっていたわけですが、それが可能だったのはHEARが小さいサイトだったからです。広くインターネット中からアクセスされることを目指すACTシナリオ部の在り方では、手動掲載は現実的ではありません。
そこで、皆様側からURL付きでコメントをいただくことで、これに近いことを実現しようと考えました。やはり、利用実績が並んでいるのといないのとでは、信頼度が違いますからね。
もちろん、利用者様側に負担を強いるかたちになってしまいますので、それに代わるメリットとして「報告いただいた作品は広報活動の中でご紹介します」=「宣伝しますよ!」という点を掲げています。
これは、逆に言えば「報告しなければ宣伝されない」ということでもあり、大々的に広められるのは恥ずかしい、というような場合にも対応できることになります。
今までは問答無用で掲載し、Xでポストしていましたから、そこの選択権が利用者様側に移ったのはひとつのメリットだと考えています。
- 旧HEARシナリオ部公式サイトでは、「朗読作品」という形で音声化作品を一覧掲載していました(以下画像参照)。
というわけで長々と語りましたが、要するに目標2は「任意の利用報告をもらう」=「報告のめんどくささを乗り越え自主的に報告していただく」のを目指すということになります。
ね?10件でもなかなか厳しそうでしょう?
この目標を達成するためには、利用者の方々に「報告の手間よりもメリットのほうが大きい」と感じていただく必要があります。つまり、しっかりとサイトやSNSを運営することで、シナリオ部の認知度、影響力を高め、「私の作品を紹介して欲しい!」と思ってもらえるようにしなければなりません。
さらに根本的なことを言えば「利用者の母数を増やす」ことが何よりも大事です。例え全体の中の割合が小さくても、母数が大きければ件数は増えますからね。
正直なところ、私はそこが最も大きな課題だと考えています。はっきり言って、今まで我々シナリオ部がたくさんの方々に利用していただけていたのは、HEARという小国で、唯一大々的に活動している組織だったからです。
そんなところから、インターネットという大海原に放り出されたとき、果たしてシナリオ部の作品は見つけてもらえるのだろうか、使ってもらえるのだろうか、通用するのだろうか。
それを考えると、一筋縄ではいかないように思えるのです。
作品のクオリティには自信があります。シナリオ部一同、能力は高いと思っています。が、どんなにクオリティが高くても「そもそも読もうと思ってもらえなければ」その良さに気付いてもらうことすらできません。
そこを解消するのが広報活動です。まずは知名度を上げ、接触機会を増やし、知ってもらった中から一部でも公式サイトに来てもらう。そしてシナリオを使ってもらう。さらに、利用報告してもらう。
そのサイクルを回すしかないのです。
それが上手くいっているかどうかを測るのが、「10件」という数値です。
今年も去年と同じ2つだが
ということで、2025年の目標でした。今年も2024年同様、2つのみでいきたいと思います。
ただ、今年の2つは去年の2つとはかなり違います。シナリオ部作品の執筆ペースを維持しつつ、なるべく外部依頼、外部コラボができるようにも動き、さらに、ACTシナリオ部を軌道に乗せるためのあれこれをしなければなりません。それには、私だけでなく、部員みんなの協力が必要だと思っています。
が、もちろんみんな社会人、忙しい中、無償で協力してくれるわけですから無理を言ってはいけません。誰かに無理を強いると組織の崩壊に繋がります。それは無論、私自身にもです。
やるからには本気で取り組みますが、あくまで「趣味なんだから楽しもうぜ!」の精神も忘れないようにしたいと思います。
「本気だけど気楽に。楽しむのが大前提」
今年の合い言葉にしても良いかもしれないですね。
というわけで2025年も、クリエイターとして精進して参りたいと思います。
正直、気持ちとしては長編小説も書きたいと思っているし、32歳⇒33歳という年齢上、今年は改めて最後の婚活をしてみようかなとも思っているのですが、何でもかんでも目標にすると自分の首を絞めるので明文化しません(どうせ書く書く詐欺になりそうだし結婚できる気はしてないし笑)
皆さんどうぞ、今年も「ACTシナリオ部所属 シナリオクリエイターの柚坂明都ことふぁいん」(長い)をよろしくお願いいたします。
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