続きです。
今回はツアー2日目、「JOIN ALIVE 2018」本番から書いていきましょう。
前回の記事「【南條愛乃】FCツアーがどれだけ神イベントだったかお話ししよう【JOIN ALIVE 2018】」を読んでいない方は、先にご覧いただくと流れが分かりやすいかと思います。
それでは、どうぞ。
完全に雨だった「JOIN ALIVE 2018」
7月15日、野外フェス「JOIN ALIVE 2018」の会場には、天気予報通り、雨が降っていました。
幸い、会場到着時には、その勢いはさほど強くはありませんでしたが、地面はぬかるみ、歩きづらかったことを覚えています。
そんななか、我々が足を運んだのはステージ<Velvet Circus>。16時20分からfripSideがこのステージに登場するということで、まずは朝から人の入り具合などの偵察もかねて、また、11時から登壇の“さユり”さんが見てみたいという思いもあり、向かいました。
10時20分頃に到着すると、すでに後部の座席スペースはそこそこ埋まり始めており、前方のスタンディングスペースにも3列程度の人だかりができていました。
座りたい気持ちもあったものの、一旦我々は、スタンディングスペースを陣取ることに。結果として、11時の開始間近には人がたくさん集まってきたので、この判断は正解でした。
と、同時に、「これはこの場を離れるともう前方には戻ってこられない」と、お昼ご飯を捨てる決意を固めた瞬間でもありました。外の雨が強くなってきており、屋根がついているこの会場を離れないほうが得策という判断でもありまして、16時20分までの長い戦いが始まりました。
そして11時。<Velvet Circus>ステージ開演。
正直fripSide以外のアーティストさんに関しては関心が薄かったのが本音ですが、聴いてみると、迫力があって非常に楽しむことができました。
フェスならではの距離の近さも起因しているかも知れません。私は前方3列目にいたのですが、そこにしておそらく5m程度しかないという距離感だったのではないでしょうか。
各アーティストさんに関しての感想は、記事の長さの問題もあってこの場では割愛させていただこうと思いますが、ひとつだけ。fripSideのひとつ前に出演された“ROTTENGRAFFTY”さんだけは、インパクトが強すぎて完全割愛はできません。
<Velvet Circus>においてあのグループは、それまで登場したアーティストさんとは全く違いました。
一言で言うなら、「これがロックフェスか……」です。
ご本人たちの登場と同時に、苦しいとか関係なく前方へ押し寄せる人波。まるでひとつのかたまりになったように、音楽に合わせて飛び跳ねる観客。激しく振る頭、当たる肘、頭上を流れる人、人、人。観客側の柵に登り、立って歌って叫ぶボーカル。
それまでが平和だったことを感じる熱いステージでした。
普段、座席指定され、互いに気を遣いつつ盛り上がっている私のようなオタクには、だいぶハードで、熱狂的で、怖さもあり、でも確かに盛り上がれた――そんなステージでした。
終わってみれば汗だくで、顔を蹴られた人、眼鏡が壊れた人、圧倒されて疲弊した人等々、私を含めて消耗した人々の姿がそこにありました。ただ、幸いなことに、骨折などの大きな怪我をされた人はいなかったようなのでそこは良かったです。
他のフェスなどに参加経験のあるごきんじょさんの話によれば、まだ室内だったのでマシだったとのこと。完全野外だともっと荒れる可能性があるということで、フェス、すさまじいなと思いました。
ともかくそんな山場を乗り越え、会場到着から6時間。
ついに我々の時間が訪れます。
他のアーティストさんでは当然見られなかった、でも我々は見慣れているオレンジの光が点灯し、会場前方はいつもの雰囲気に。そこへ満を持してfripSideが登場します。
1曲目は「white forces」。目の前にキラキラした南條愛乃。そしてsatさん。
一気にボルテージが上がりました。そこからはもう、叫ぶ叫ぶ。
それまではコールなんてほとんどなかったですから、思いっきり叫べることが嬉しくて、楽しくて仕方ありませんでした。あの一体感はやはり最高です。
今回のセトリは、ロックフェスということもあってか非常に熱い構成になっていた気がします。2曲目からは以下のとおり。
sister’s noise
divine criminal
Two souls -toward the truth-
crossroads
killing bites
only my railgun
個人的には”Two souls”でなんじょーさんにまるをもらえたのが嬉しかったのと、なんじょーさんの”divine criminal”が聴けて良かったですね。前日に聴いたsatさんver.は本人曰く「偽物」とのことなので笑
ファンと演者で会話が発生していたのも、fripSideだけだったかなと思います。それが良いのか悪いのか、もしかすると賛否あるかもしれませんが、ひとつ確かなのは、自然と声をかけて、それに返してもらえる、そういう空気感、関係が構築されているということです。
尊いですね。
これが晴れ女の力
大盛り上がりだったfripSideのステージが終わり、外に出てみると、あれだけ降っていた雨があがって晴れ間すら見えていました。
さすがは南條愛乃。天候に愛された女。
前日のファンミでも「晴れさせる!!」と言っていましたが、本当に晴れたので、我々は口々に「さすがだわー」と言い合っておりました。
すがすがしい疲労感とともにバスに揺られ、ホテルに戻ると、タイトスケジュールに背中を押されながら、とにかく汗を流すだけ流して着替え、早速「南條愛乃トークイベント」の会場へと足を運ぶことになりました。
そしてまず始まる、冒頭の食事タイム。
同席のごきんじょさんとご挨拶をして、談笑しながらご飯を食べていると、やがてゆるっとそのときが来ました。
「こんばんは~」
“かいちょー”、ご登壇。
夕方までの“fripSideモード”から一転、ソロモードとなって髪が短くなったかいちょーが、また素晴らしくかわいい服装で西村さんとともに登場しました。
そしてこの日はトークイベントということで、八木さん、キタムラさんも登場。楽器を伴っていないお二人は不安そうでしたが、それはそれでかわいかったです。
そんな4人で始まったトークイベント。終始笑っていた印象があって、とても楽しいイベントとなりました。
記憶に残っているのは、去年はfripSide15周年ということで忙しかったため、「食べなきゃ倒れる!」→「太っていい年にしていた」という話。結果として5周年記念ライブの映像では、「顔がパンパンになっちゃって」と笑っていましたね。
いや、大丈夫。倒れるくらいなら顔がパンパンになったほうがいい! ……とは、多分あの場にいた全員が思ったことですが、さらに面白かったのは、「2時間半のライブで痩せた」という話。デトックスされてスリムになったというのです。
これはもう、映像でチェックせざるを得ない! ということで、もし万が一予約されていない、注文していないという方は、明日発売のベストアルバム「THE MEMORIES APARTMENT」、初回限定盤を買いましょう。5周年記念ライブ、収録されていますのでね(宣伝)
本日フラゲした方は、早急にチェックの上、真相を教えていただければと思います。
その他にも、
食事会を含めたトークイベントだというのに、やたらとトイレの話をする西村さん
↓
注意するかいちょー
↓
それなのにトイレの話をする八木さん
という、愛すべきおじさんたちの会話や、FCイベントを沖縄でやりたいねという話(確定情報ではないのでご注意ください。でもお金は貯めておくべきかと思います)、前日のsatさんの「SAY!」いじりや、今回来ることができていない星野さん(ギターの人)が作ったというパスタの話、Twitterでフォロワーさんからもらったという画像の話など、面白い話がてんこ盛りでした。
途中でかいちょーがくしゃみをしたシーンでは、会場が盛り上がりましたね。個人的に「南條愛乃 くしゃみ」はよく検索するワードなのですが、もしかするとごきんじょさん的にも定番なのかもしれません。
いや、かわいいんですよ? 南條愛乃のくしゃみ。くしゃみひとつで盛り上げることができるくらい、そこには素晴らしいものがあります。ぜひご検索を。
そしてそして、一番南條愛乃らしさを感じたエピソードは、個人的にはあれですね。バースデーライブ映像化の話。
会場がおさえられなくて、キャパシティが前年の半分になってしまったことを発端に、かいちょーから「映像化できませんか」と西村さんにご相談いただいたというお話は、なんかもう、ほんとに、「南條愛乃のファンで良かった」と思った瞬間でした。
そもそも今回のツアーも、昨年fripSideが忙しくてFCイベントができなかったために、何かやりたいねとずっと考えていた結果、元々出演予定だった「JOIN ALIVE」に乗っかって実現したということだったので、かいちょーからの愛を感じました。
だからもう、ほんとにね。そんな南條愛乃だからこそ、我々も愛が止まらないですよね。
好き。ただ好き。この人を応援したい。
今回のツアーを経て、きっと参加した全てのごきんじょさんがその想いを強めたのではないでしょうか。
これからも、我らがかいちょーがやりたいことをやり続ける限り、応援していこうと思います。
激闘のじゃんけん大会
そんなこんなでトークイベントの終盤。
またもや西村さんからサプライズがありました。
この日取り出したのは「THE MEMORIES APARTMENT」のポスター。南條愛乃がちっちゃいアパートに肘をついている素敵なあれのポスターです。
それをなんと、かいちょーとのじゃんけんに勝利した5名に、その場でサインして名前を入れてプレゼントしてくれると言うではありませんか!
その瞬間、激アツな戦いが火蓋を切りました。負けとあいこは敗退なので厳しい戦いではありますが、絶対に勝ち抜きたいと誰もが思ったはずです。
ただ、そこですんなり勝てるほど上手くはいかないもので……
私は2回戦で負けました。残念無念。結果、まずは4名が勝ち残って確定し、残り一枠をかけた敗者復活戦が行われました。
結論、そこでも私は負けました。
というか、敗者復活戦は最初、残り人数わずかとなった決勝でかいちょーが全滅させたので、みんな負けました。勝って喜ぶかいちょーが見られたので良かったです!!
結局、その決勝に残った数名でじゃんけんをして、残った方が残り一枠をゲットされていました。
沸き起こる拍手。もちろん悔しく、そしてうらやましいのですが、同時に、勝った人を祝福する気持ちを持ち合わせているのがごきんじょさんのいいところ。みんな人間ができています。だからこそ、居心地がいいのかもしれません。
まあ、トップがあの南條愛乃ですから、その姿を見続けているごきんじょさんは、自然と思いやりにあふれるのかなと思います。
南條愛乃は最高だぜ。
……というところで、2日目もなんとか語り終わったので、またここで一区切りとしましょうか。
勢いで書いている節はあるものの、当然、ある程度は整理しながら書いているので疲れも出てきます。
読んでいるみなさまもそうなのではないかと思うので、一旦休憩にして、また次の記事でお会いしましょう。
次はいよいよ最終日。イベントの内容はもちろん、今回のツアー全体の感想等を述べさせていただこうと思っていますので、よろしければ最後までお付き合いいただけると幸いです。
それでは。
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