君は2番目

君の笑顔が好きです 見ると幸せになれるから
君と話すの好きです 楽しい気持ちになれるから
君をなでるの好きです 手触りがとても心地いい
君を抱きしめるの好きです 温もりが落ち着くから
君の幸せは僕の幸せ だから僕は君を幸せにしよう
僕の幸せは僕の幸せ だから僕は君のこと
世界で2番目に大切なんだよ
どうしたのそんな不満そうな 納得いかない顔をして
僕の1番になりたいかい でもきっとそれは無理だろう
僕は僕のために生きてる 僕は僕が幸せになることを
意識しなくても1番の 願いとして持っている
君を1番大切な 存在に押し上げるならば
どうにかして僕は僕のこと 2番目にしなきゃならない
でもねそうするとおかしなことに なってしまう気がするんだ
君の幸せを喜ぶ僕の この心がいったい
君の幸せを喜んでいるのか 君が幸せなことで幸せになった僕の
僕自身の幸せを喜んでいるのか分からなくなるんだ
だからどうかお願いだ 君は2番目で納得してくれ
僕は僕が幸せになるために 君の幸せ願うから
だいたい今君がそうして 1番になりたいと思うのも
結局僕は2番目で 君が君にとって1番な証拠だろう
僕はそれでいいと思う 君の中の僕は
1番じゃなくていいんだ 2番目で十分幸せなんだ
だって自分の次に大切な人って
つまり世界の他人の中の誰よりも
大切に思ってもらえてるってことだから
君の幸せは僕の幸せ だから僕は君を幸せにしよう
僕の幸せは僕の幸せ だから僕は君のこと
世界で2番目に大切なんだよ
―――――
「君のためなら死んでもいい」
そう思える相手に出会うこともこの先あるかもしれません。
でも、考えてみてください。
自分以外の誰かのために、このたった1つしかない自分の命をなげうてるのでしょうか。
結局これは、こういうことなんだと僕は思います。
「君の幸せのために死ねるなら、僕は幸せだ」
人間の基準は自分にあって、多分動かせないのではないでしょうか。行動の結果として自分がどうなるか。そういうふうにしか生きていけないのではないでしょうか。
だったら僕はそれをきちんと説明して、そのうえで「あなたがこんなにも大切なんだ」と伝えたい。そう思いました。
今日はそういう思い付きです。
 

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