【ざっくり書籍まとめ11】科学的に元気になる方法集めました

これを読めば、ざっくり本を読んだ気持ちになれてしまうかも?

忙しい皆様こんばんは、ふぁいんと申します。

当ブログでお届けする「ざっくり書籍まとめ」では、私自身のアウトップットをかねて、読んだ本をざっくり、短く、要点だけ、お届けしています。

今回取り上げた本

書籍名:科学的に元気になる方法集めました

著者:堀田秀吾

出版:文響社

出版年月日:2017.2

定価:1340円

ISBN:978-4-905073-67-3

ざっくり書籍まとめ

この書籍で言われていること

ストレスフルな社会で生き抜くために科学の力で自分をコントロールしよう

あらゆる情報が一瞬で手に入り、人と人とのコミュニケーションでさえ、いつ何時でも行えるようになったこの時代。

便利になった一方で、そんな生活にお疲れの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな皆さん、そして私が、今からでも実践できる「元気になる方法」をまとめた書籍をご紹介します。

38もの研究が掲載されていますので、いつものような、本全体のざっくりまとめではなく、私自身が特にいいなと思った「元気になる方法」を、3つ、ピックアップして要約したいと思います。

やる気スイッチをオンにしたいとき

やらなきゃいけないタスクがある。でも面倒だし疲れてるし、正直やりたくない。

そんな経験、ありませんか。

そんなとき、やる気スイッチを入れる方法はたったひとつ。

「とりあえず始めてみる」しかありません。

我々の脳は、一度作業を始めるとのめりこんでしまう、という性質を持っています。一方で、始めないと集中できない、という性質も持っています。

例えば勉強をする前に、ちょっとだけ漫画を読もうと思ったら、全巻読破してしまった、みたいな経験はありませんか? それくらい、我々の脳は、一度始めたことに対して、めちゃめちゃ集中してしまうものなのです。

ゆえに、まずは「始めてみる」こと。1分だけ勉強してみるか、という気軽な気持ちで始めてみたら、きっとやる気が出てくるに違いありません。

アイディアが思いつかなくてつらいとき

仕事の企画や、締め切りが迫る原稿など、ひらめきが欲しいときってありませんか?

もうずっと考えているのに一向に何も思いつかず、ただただ時間だけが過ぎていくと、焦りや疲れで、余計に何も思いつかないといった状態になりかねません。

そんなときに使えるテクニックが、「ぼーっとする」こと。不思議なことに我々の脳は、意識的に活動しているときよりも、ぼーっとしているときのほうが、15倍もエネルギーを使い、活発化しているというのです。

それはなぜか。

実は、血流が関係しています。我々が何かを意識的に行っているとき、血流は、その活動に関わる部位に集中して流れます。一方でぼーっとしているときは、何もしていないがゆえに、一部に血流が集中するということがなく、結果として、脳全体にしっかりと血流が行き渡るようになるのです。

事実、ぼーっとしているときのほうが、記憶や価値判断に関わる部位の活動が活発化しているという研究結果も出ています。

アイディアが出なくて疲れ果ててしまったときは、一旦ぼーっとして、今まで使っていなかった場所に血流を行き渡らせる。そうすることで、圧倒的なひらめきが、あなたに舞い降りるかもしれません。

鬱屈とした気分を切り替えたいとき

仕事で失敗した、テスト勉強がつらい、なんだかイライラする。

そんな、穏やかでない精神状態に陥ったときは、「青空を見上げる」ことをおすすめします。

旅行先で綺麗な風景を見ていると、何だか元気になれる、という経験をしたことがある方も多いと思いますが、綺麗な景色には、そもそも、一定の癒やし効果があることが分かっています。その上で、空の「青」という色は、色彩学において、「神経を落ち着かせる色」とされているため、心のとげを取り除いてくれる効果が期待できるのです。

また、「見上げる」という行為を通じて、胸を張り、背筋を伸ばす態勢になると、ストレスに対する抵抗力が高まるということが分かっています。身体の動きによる精神への影響は意外にも大きく、姿勢ひとつで気分は変わる物なのです。

青空を見上げることで、心を癒やし、ストレスへの抵抗力を上げていきましょう。

+αな情報

神経回路を強化して「本番に強い人」になる

我々の脳は、同じ行動を繰り返し行うと、神経回路同士の結びつきが強くなるという性質を持っています。楽器やダンスなど、繰り返し練習していると、無意識に身体が動くようになるのはそのためです。

よって、何かの発表会やプレゼンなどを成功させたい場合には、本番同様の練習を繰り返し行い、神経回路の結びつきを強化しましょう。本番だけクオリティが上がるなんてことは、ないということですね。

ストレス解消には「感動できる映画」を

人間は「笑う」ときよりも「泣く」ときのほうが、ストレスが軽減するということが分かっています。ただし、たまねぎを切ったときに出る涙では効果はありません。感情の動きに伴う涙こそが、ストレス解消に役立ってくれるのです。

それも、悲しい涙よりも、感動して流す涙のほうが、より効果的です。めちゃめちゃ泣ける動物の映画でも、常備しておくと良いかもしれないですね。

ふぁいんさんの感想

この本が気になってしまった自分を自覚したとき、「ああ、私疲れてるのかな……笑」と思いました。実際、元気は元気なんですが、「めっちゃ元気です!」と言えるかといえば微妙なところなので、読んで良かったのではないかと思っています。

2017年の書籍なので少々情報が古いかもしれませんが、科学的証拠がしっかりと提示されている研究に基づいた記述、とのことでしたので、今でも通用するはずです。しかも、その割に記載の内容は、やさしい言葉で書かれているので、理解が難しいということはありませんでした。

ここに書いた以外に、残り35個もノウハウが載っていますので、元気になりたい方は探してみてください。

おわりに

ということでざっくりと本の内容をお伝えさせていただきました。

最後に、注意というか予防線というかをひとつ。

今回ご紹介した本の内容は、この書籍に記載されている情報のすべてではありません。

あくまでもこの記事で書いた内容は、「ふぁいんさんが個人的に大事だと思った内容のピックアップ」であり、私の主観も一部混ざっていますので、参考までにご活用いただければと思います。

それでは。

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