一つの愛の物語

こんな時間に、しかも初の携帯からの投稿となります。
こんばんは、ふぁいんさんです。
どうしてこんな深夜にと問われれば、他でもない、『灼眼のシャナ』最終巻を読んだからであります。
外伝がまだあるようですが、とはいえ完結したシャナの物語を読み終えた今、当然私としては『思い』があって、それを吐き出さずにはいられないのでした。
本を読むと、必ず何かしらの『思い』が残りますよね。
それは『興奮』であったり、『切なさ』であったり、『満足感』であったりしますが、そうですね……今回のシャナでは、『愛おしさ』でしょうか。
ああ、最終巻ですので、終わってしまったという『切なさ』もありますけれども。
私が『灼眼のシャナ』と出会ったのは、おそらく高校一年だったと思います。
まだアニメというものに興味を抱き始めた(ある程度成長して一度失った興味を、ということですが)最初の頃ですね。
きっかけは、シャナの中の人・釘宮理恵。
『ハヤテのごとく!』に触れて『ゼロの使い魔』に触れて、当然のごとく釘宮ボイスに惚れた私が、次に観たのがシャナだったように思います。
シャナはバトル要素が非常に多い作品で、ハヤテともゼロ魔とも異なる雰囲気に惚れ込みました。
それから原作の小説を買って、という流れです。
確か私、Ⅰ巻からⅩⅧ巻くらいまで一気に買ったんですよww
いやⅩⅧ巻だったか定かではないですが、とにかく大人買いしました。
それから読んで読んで読んで……。
シャナは、知っている方は「ですよねー」と言っていただけると思うんですけど、字が多くてキャラも多くてバトル表現も多いので……時折「誰だっけこいつ」とか思ったり挫折しそうになったりしながらも、とにかく読みました。
一気に買った分を読みきってからは当然新刊を買い……気づけば高校生だった私は大学生になり、そして最終巻ですよ。
……この最終巻、発売が10月みたいなので読むのに3ヶ月かかってますねぇww
忙しかったからですが。
まあとにかく、終わりました。『灼眼のシャナ』という物語が、私の中では、つい今。
悠二とシャナなりに色々奮闘し、最終的には愛を実らせ、『共に在る』ことを選んだエンディングをもってね。
……あ、これネタバレになりますかね。ごめんなさい。
このエンディングは、どこか予想はしていたものの、とても良いなと思える終わり方でした。
最後までめげずに読んで良かったと、そう思います(笑)
個人的には、……おっと、これはもろにネタバレですね、やめましょう。
とにかく私は、……一つ作品を読みきる度に思うのですが、小説の良さを感じ、自分も書きたいと強く思いました。
始まり、そして終わる。
それこそが小説の、いえ『物語』の、良さの一つでしょう。
物語は、終わった時に何かを残します。
何かを残せるものが、物語とも言える気がします。
私も自らの作品で、読者の方に、もちろん自分にも、何かを残したいなと思うのです。
では最後に、原作者の高橋弥七郎先生と、素敵なイラストを描かれたいとうのいぢさんに、ファンである私から「お疲れ様」と「ありがとう」を述べさせていただき終わりとします。
のいぢさんのあとがきで描かれていた幸せそうなシャナと悠二が好きですと、余計なことをついでに加えて。
(FINE・ω・)/

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