出会いと別れがあるからこそ人生は盛り上がる

 
どうもこんばんは、ふぁいんさんです。
今日は金曜ロードショーで放送されていた、
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
について少々書こうかなと思います。
80歳の状態で生まれたベンジャミン・バトンが年を重ねるごとに若くなっていく。そして、様々な人間と出会う。
この映画は、タイトル通り、そんな数奇な人生を描いた作品です。
主演はブラッド・ピット。アメリカの小説家、F・スコット・フィッツジェラルド(フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド)が1922年に書いた短編小説をもとにした映画だといいます。
ええ、もちろんwiki調べですよ。
周りは年老いていく中で、自分だけは(見た目だけ)若くなっていく。
非常に興味を惹かれる設定ですよね。
人間は総じて年をとっていくもので、……いえ、人間だけでなく生物はすべてそうですが、若返っていく感覚など分かるわけがありません。
何となく、どんどん若返るなんて良いなあ、なんて気もしますが、考えてみるとそれは「異常」なことです。
劇中で「共に年をとっていけないつらさ」が描かれていましたが、きっとそうなのでしょう。
差別ではないですけど、「周りと違う」ことって、やはり大変だと思うのですよ。
私なんかは、「はっはー、個性的で良いじゃないかーw」なんて笑い飛ばして生きてますが、そう出来ずに悩む人とかもいっぱいいるのではないでしょうかね。
そんな「大変」な中での、ベンジャミンの生き方や人との出会いが、私は良いなあと思いました。観ていて。
ふと、人間って難しいよなって考えたりして、私なりに色々な思いを抱きながら観賞しておりました。
人間は社会を形成する生き物なので、絶対に人と出会いますね。
親であったり、、兄弟であったり、友達であったり、先生であったり。
とにかく、「他人」とのコミュニケーションなしでは生存できません。
でも一方で、あくまで「他人」。
上手くいかないことが多くあります。
時に、願うことは同じでありながらすれ違う、なんてこともあるでしょう。
それらは、心や思考が見えないのでどうしようもないもの。
解決不可能な難問、とでも言いましょうか。
しかしながら、私は思います。だから面白いんだろうなあって。
小説を思い浮かべてみてください。最初から最後まで全く何も問題なく、順風満帆、主人公の思いのままになって終わる物語は面白いでしょうか。
最初はその順調さが痛快でも、その内飽きてくるのではないでしょうか。
何か問題に直面して、試行錯誤の末にようやく乗り越えて……、みたいなドラマがほしいですよね。
そういうことなんだと思います。
「刺激」とでも言いましょうか。
「どうしてこうなったんだろう」とか、「こんなつもりじゃなかったのに」とか、そういうことってあると思うんですよ。
後悔ってやつです。
字のごとくそれは悔やまれることではありますが、でも多分、そういうものがあるからこそ人生は飽きないのではないでしょうか。
人との出会いに別れがなければ、きっとその貴重さが失われてしまうように。
……おや、未だ成人してすらいないひよっこが人生を語ってしまったw
好きなんですよね、こういうの語るのw
とりあえずまあこんな感じで、このようなことを考えさせられたりさせられなかったりする映画ですので、機会があればぜひご鑑賞ください。
それでは今日はこの辺で。

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