DELL「NEW XPS13」がやってきた

画面部の反射がすごいことになっていますが……それは気にしないでいただくとして。
どうもこんにちは、僕です！
今回はPCのお話。タイトルの通り、DELLの「NEW XPS13(2016年10月発売モデル)」を買いましたのでざっくりとご紹介したいと思います！
ネット上を探せばより詳しいレビューが載っていると思いますので、スペック等も書きますがそれよりも「僕がなぜこのPCを選んだのか」というポイントをメインに書いていこうと思います。
 

ポイント１：モバイルと大画面の両立

ノートPCは「据え置き」のデスクトップPCと比べると、「持ち運ぶ」端末だと言えます。
一方で、手軽に情報を検索したりゲームをして遊んだりするスマホやタブレットと比べると、「作業する」端末だと言えます。
ゆえにノートPCというものは、今や微妙な立ち位置となりました。
いつでもどこでも持ち運んで使うためには小さくて軽いほうが良いけれども、作業することを考えるとできれば画面は大きいほうが良い。
そんな矛盾した性能を求められる端末となったのです。
かくいう僕もその矛盾した欲求を抱えてノートPCを探していた人のうちのひとりでした。色々PCを探すうち、どうやら大きさは11インチ程度がちょうど良いということが分かったのですが、11インチクラスの画面サイズだとやっぱり作業するにはやや小さくて、せめて13インチくらいは欲しいなあと思っていたのです。
そこで出会ったのがこの「XPS13」でした。

シルバーに輝くこのボディ。サイズは幅304×奥行200(mm)となっています。言わずと知れたおしゃれPC「Mac Book Air」の11インチモデルが幅300×奥行192(mm)ですから、ほぼ同等サイズです。
しかしこの「XPS13」、「13」と付くようにディスプレイサイズは13.3インチあります。11インチクラスの本体サイズながら搭載しているのは13インチのディスプレイ。その秘密は、

分かりますかね？
そう、このベゼルの狭さにあります。その幅わずか5.2mm。
もう一度冒頭の写真を見てみますか？

やっぱり画面の反射で見づらいですが、圧倒的にベゼルが狭いのは伝わるかと思います。
つまりこの「NEW XPS13」は、僕が求めていたモバイル性と画面サイズを両立してくれた素晴らしい端末なのです。このPCに出会ったとき僕は感動しましたね。
DELLさんありがとう！
 

ポイント２：高精細すぎるQHD+ディスプレイで画面をより広く！

今や一般的な解像度となったFHDディスプレイ。1980×1080というサイズは十分きれいに画面を表示してくれます。僕がこれまで使っていたPCも解像度はFHDで、特に不満もなく快適に使用しておりました。
しかしこの「NEW XPS13」は、QHD+ディスプレイを搭載しています。その解像度はなんと3200×1800！
話題となったMicrosoftの「Surface Book」のディスプレイ解像度(3200×2000)と同等の解像度を誇っています（ただし、画素密度の表記がなかったので、その点は不明です）。
この高精細ディスプレイによって、通常時になめらかで鮮明な表示ができるのはもちろんのこと、使おうと思えば画面をより広く使用することが可能です。どういうことか見てみましょう。

まずこちらは、デフォルトのディスプレイ倍率時の表示範囲です。「NEW XPS13」では、デフォルトでディスプレイ倍率が250％となっており、この倍率で使うことを推奨としています。
ではこの倍率を、100％にしてみましょう。

表示範囲が格段に広がりました。その分文字サイズも小さくなり、正直大変読みにくいです(笑)
左右の青い部分も大きくずれてしまいました。それはそうです、FHDでの閲覧をベースとして僕はこのブログをデザインしましたからね。空白部分がすごいことになっています。僕はブログデザインには全く詳しくないですが、もしこの「解像度による表示のずれ」を修正できそうならしてみようと思います（余談）
僕が昔から使っているフリーエディタ「Vertical Editor」も倍率100％だとこの通り。

一挙に３ページ分表示できる横幅はまあいいとしても、下が半分以上空白となっています（40字34行設定）。
ここまでくるともはや無駄です(笑)　しかしとりあえず、表示範囲を広げることで画面を広く活用することが可能だという点については十分伝わったかと思います。どう画面を使うかによって、必要なら倍率を下げるのも手でしょう。
ちなみに僕は小説執筆をメインとしたいので、エディタに合わせて倍率を少しだけ下げ、225％で使用しています。

この通り、225％だと1行40字がすべて表示でき、文字サイズも小さすぎず使いやすくなりました。
ただ、これも余談ですが、そろそろエディタを別のものに変えようかなと少し思っているので、変えた暁にはもしかすると設定をまたいじることになるかもしれません。
もし良いエディタをご存知でしたら、有料でもフリーでも構わないので教えてください。
 

ポイント３：使いやすいキーボード

文章を書くことをメインとする以上、キーボードの使いやすさは最重要ポイントといっても過言ではありません。
執筆にスマホやタブレットではなくノートPCを使うのは（使っているソフトがPCソフトだからというのもありますが）やはり長文を打つのにはキーボードが適しているからです。
タブレットにBluetoothキーボードを接続して使うことも考えたことがあります。ただそれだと当然キーボードをタブレットとは別に持たなければいけないわけで、携帯性という部分でなんかめんどくさいなと思いやめました。
やはり便利なのはキーボードが一体となっているクラムシェル型です。2-in-1も最近は多く出回っていますが、僕の場合はタブレットを別で持っていますので、キーボードを切り離してタブレットスタイルで使うことはほとんどなく、候補としてありかなしかといえば「なし」でした。
その点「NEW XPS13」はキーボードとディスプレイを切り離すようなことは一切できません。一応ディスプレイはタッチに対応していますが（なしのものが選べませんでした）、ノートPCはノートPCとして使うスタイルを貫き通しています。そのため、ものによってはたまにある「キーボードと本体を別で充電しなければならない」問題はありません。
そして、何よりも素晴らしいポイントは、11インチクラスの筐体ながらキーピッチは19mmというフルサイズを採用していること。おかげで、キーが小さすぎて使いにくいということはありません。しいていえばEnterキーは小さいので最初は誤入力もちょこちょこあったのですが、昨日届いて使い始めて今現在、もう慣れました。そのため、あまり大きな問題ではないように思います。
人によっては気になるかもしれないのは、キーストロークの浅さです。打鍵感はあるものの、おそらく1mm程度だと思うので、普段キーストロークの深いキーボードを使用している方には物足りないかもしれません。僕は普段から浅いものを使っていたため、その点の違和感はありませんでした。
トータルで言って、快適です。今この記事も結構長いこと書いていますが、ストレスなく入力ができています。また、バックライトも搭載していますので、暗い所でも入力が可能です。夜、電気を消した部屋で寝る前に執筆をして、終わったらPCを閉じてそのまま寝る、なんてことができてしまいますね！
 

まとめとスペック紹介

ということで、僕がこのPCを購入した理由、伝わりましたでしょうか。本体は小さくて画面は大きくてキーボードは打ちやすい。はっきり言って僕が探した限りでは、現時点で最高のPCのような気がしています。
もし質問等あれば、コメントいただければ可能な範囲でお答えします。もし僕と同様のニーズをお持ちの方がいましたら、「NEW XPS13」、ご検討してみてはいかがでしょうか。
最後に、僕が買ったモデル「NEW XPS13 プラチナ・QHD+タッチパネル シルバー」のスペックをご紹介して終わりとします。
 

このスペックで17万6000円でした。決して安い買い物ではないですが、性能、実用性を考えると高すぎるということは決してないと思います。納得のお値段です。
ただ、ひとつだけ言っておきますが、本当に文章執筆くらいしかしない方、このスペックははっきりいって過剰ですので、もっと安いモデルでも大丈夫です(笑)
僕がこれを買ったのはひとえに、欲に負けたから。もともと６万以下のPCで十分と思いながら探していたにも関わらず、どうせ買うなら良いものが欲しいと思ってしまったがゆえに、気づけば予算の３倍のPCを買ってしまっていました(笑)
アホです。しかしながら、このスペックであれば長く戦える気がしていますので、後悔はありません。
皆様もPCご購入の際は、お財布と欲望に相談をして良い買い物をしてください。
それでは、ふぁいんでした。
DELL「NEW XPS13」公式ページ