南條愛乃「君のとなり わたしの場所」から伝わる「かぞく」のやさしさ

どうもこんばんは、ふぁいんです。

2月6日に発売の南條愛乃”ニャーシングル”「君のとなり わたしの場所」、皆様もうお手にとりましたか？

当然予約していた私は、しかし仕事がとても忙しくて発売日には受け取りに行けず、1日遅れて実物を手にしたのですが、それからずっとこのシングルをリピートしています。

初めてこの曲を耳にしたのは、昨年12月に行われたアニメ「同居人はひざ、時々、頭の上。」のイベント「にゃんふぇす」でした。当時、このイベントで初披露ということでしたので、完全になんじょーさんだけを目的にして行ったのですが、先行上映された1～3話を観て、「なんて優しい作品なんだ……！」と普通に泣きそうになったことを覚えています。

私もすでにアラサーの身。いつからか、家族の絆を描いたようなほっこりアニメに弱くなってしまって、しかも実家で犬を飼っていることもあって、動物が出てくるアニメにも弱い笑　ので、特に3話は涙腺にきました。

人間と猫、その絆を描いたこの作品。南條愛乃を抜きにしても、個人的に今期で最も好きな作品となっていますので、もしも！　まだアニメは観ていないよって方はチェックしてみてください。毎週水曜放送。配信もされています(詳しくは公式サイトでご確認ください)。

やさしい歌詞を見てみよう

「君のとなり わたしの場所」は、作曲が奥 華子さん、作詞が南條愛乃ということで、その情報だけでも絶対いい曲になることが予想されるシングルでした。

その後、上に載せたMV、ノンテロップエンディングが公開され、猫と戯れるなんじょーさん＋優しい歌という癒ししかない映像に、事前の期待を上回ってきたことを感じずにはいられなかったわけなのですが、いざ手元にCDがやってきてフルで映像を見てみると、それはもう、猫もかわいいしなんじょーさんもかわいいしで、なんだこれは！　となったわけです。事前にShort ver.を何回も見ていたのにも関わらず。

そして最後に、歌詞カードを見ながらじっくりと聴いてみると、胸にあたたかいものがこみあげてくるのを感じました。「ひざうえ。」に出てくる猫のハル(陽)ちゃん目線で描かれた歌詞が、かわいい思いやりに溢れていて、それに寄りそう柔らかい曲が、心をぽかぽかとさせてくれたのです。

先ほども書きましたが、実家で犬を飼っているということも大きく影響したような気がします。猫と犬という差はあれど、人と動物の「家族」という点で、どうしても思い出さずにはいられず、今すぐ実家に帰りたい衝動に駆られました笑

動物の家族をお持ちの方は、そういう意味でも響くのではないかなと思います。

今回は、そんな優しい歌詞を最後に見て、この記事を終わりにしましょう。

お姉さん気質な猫のハル(陽)ちゃんらしく、飼い主であるスバル(素晴)くんを大切に想う気持ちが伝わってくる良い歌詞ですね。お互いの名前がさりげなく入っていたりするところは、さすがのセンスと言わざるを得ません。

今回、レコーディング時に迷いがあって録り直した、という話が雑誌等で語られていましたが、そこで同じく語られていたこんな話が印象的です。記憶を頼りに内容を要約して書きます。

南條愛乃のソロ活動は、今回と同じく納得がいかずに録り直した「君が笑む夕暮れ」から始まった。5周年のベストアルバムを経て、また”君”から始まるこの「君のとなり わたしの場所」を録り直したのも何か意味があるのかもしれない。そういう意味で、今回の録り直しも、結果としていいスタートになったのではないだろうか。

南條愛乃の今後ますますの活躍を期待しつつ、応援していきたいですね。

ふぁいん

今回はあえて触れませんでしたが、一緒に収録されている「わガまま♡ブれいん」もぜひ聴いてくださいね！　またKOTOKOさんがとんでもない小悪魔曲を生み出してしまいましたので……！

それから、初回限定盤を買った皆様。大丈夫とは思いますが、特典のSPOT映像も忘れず最後までご覧ください。なんというか、猫です。