自作小説 迷ってへたれて抱きしめて #2
「……着替えるか」 素敵なお声のおかげで心に温かみを取り戻した僕は、制服に着替えることにした。朝の時間ってやつはどうにも足が速いから、そうそうのんびりもしていられない。 着慣れたシャツ、ズボン、そして最後にブレザーへと袖を通すと、何だかふ
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