自作小説 あの頃屋上に俺達はいた
紺のロングスカートと黒い髪をなびかせながら、茜が何かを呟いた。 俺が視線を向けたときには、腰に手を当て、仁王立ちで空を眺めるいつもの姿しか見えなかった。 ただ、そのときのあいつの目が、なんだかいつもと違った気がして。 ――それ以来、俺はあい
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南條愛乃
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